笛の音色と共に…
Column
  1. トップページ
  2. 笛の音色と共に…
笛の音色と共に…
Column
「景色のある篠笛」
2025.02.25
なるべくきれいな竹で笛を作ろうと思っているのですが、キズやシミの無い竹はあまりありません。他の笛師の方たちも苦心しているようです。

シミや傷のある笛シミや傷のある笛シミだらけの竹で非常に硬い質の物がありましたので、篠笛にしてみました。また、ついでに大きな傷のある竹でも作ってみました。

シミの方はなかなかいい景色となっていますので、好まれる方もいそうです。

生えている時にできたキズは黒くなり、まるで黒檀のような艶があるときがあります。ですが、いかにも傷だらけという見た目になりますので、こちらは好む方が少なそうです。私は優等生っぽく無いところが好きなのですが…。
山田 卓
「工房の風景 2」
2025.01.24
笛の制作には「漆(うるし)」を扱います。塗師屋さんのように漆を専門に扱う方ほどいろいろな作業工程があるわけでは無いので、漆に使う道具もそれほど種類はありませんが、その中でよく使う道具に茶碗があります。

漆塗りの道具私が今まで見てきた職人の印象に、「身の回りにある具合のいいものを道具にする」というのがあります。茶碗もその中の一つです。

父が朱漆を練るの時に長年使ってきた茶碗を使っているのですが、漆が積み重なって「漆でできた器」のようになっています。

父になぜこのような状態にしたのかと聞いたら、「毎回拭き取っているのになぜかこうなった」と言われました。積み重なってできた形が使いやすいので、そのまま使っています。
山田 卓
「新年のご挨拶」
2025.01.01
あけましておめでとうございます。

謹賀新年今年は歌舞伎音楽での笛の楽しさを知っていただくためのコンテンツなどを考えていきたいと思います。また、昨年に引き続き、演奏会情報やコラムなども更新していきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。2025年が皆様にとって幸せな1年となりますように。
山田 卓
藍ノ会
MOVIES'「篠笛を吹く」